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園の特色


つながりを大切に

異年齢活動(異年齢とのつながり)
異年齢活動を通して、上級生が下級生と一緒に過ごすうちに憧れの人や大好きな人のようになりたいという気持ちが生まれてきます。下級生にとっては “同一化” と呼ばれる心理です。身近な上級生を見本として、下級生が意欲をもって追い付こうとするため、 “頑張る力(意欲)” を育むことをねらいとしています。上級生は教えることによって過去の自分の心理がよみがえり、 “思いやりの心” が育むとともに、教えていくことで自分に自信が持てるようになっていきます。子どもさんたちにとって大事な社会性の始まりがここにあります。

毎日遊ぼう

今日は何して遊ぶのかな?おもしろいかな?と心弾ませてくる子ども達。
園では毎日子ども達の好奇心や冒険心(探検心)をキャッチし、遊びにつなげていきます。そこで、おもしろい!!楽しい!!またやりたいと思うことで、主体的に「自ら学ぶ力」をつけていくのです。
子どもの遊びは学びです。大切に育てたい力です。

●  遊びと学びのつながり

 ① 幼保連携型認定こども園においては、生きる力の基礎を育むため、~略~ 次に掲げる資質・能力を一体的に育むよう努めるものとすると示されています。
(ア) 「知識及び技能の基礎」
⇒豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする。
(イ) 「思考力、判断力、表現力等の基礎」
⇒気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする。
(ウ) 「学びに向かう力、人間性等」
⇒心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする。

この3つの示している育みたい資質・能力とは、『知識や技能を習得する』ではなく、それらの基礎と示されていることや(ウ)でも『学ぶ』ではなく、学びに向かう力、人間性等と記載されています。また、これらはいずれもテスト等(数値化)で目に見える(認知能力)ものではなく、認知能力を支える成長発達の根の育ちの重要性を示しており、当園では、これらのことを踏まえ、心情(非認知能力:目に見えない)を大切にし、即効性(特効薬)のようなものではなく、生活の中から一つ一つ積み上げていく、遅効性(漢方薬)を大事に教育・保育を行っていき、子どもさんのこれからの人生が充実した生活を過ごすための基礎を育むことをねらいとしています。

●  地域の皆様とのつながり

当園は、子どもたちは散歩が大好き。散歩には、ただ景色を楽しんだり、季節の爽やかな風にあたったりするばかりではありません。道中で小さい子ども達には、「可愛いね」、「上手に歩けるね」などと、近所の方々が温かく優しい笑顔で声をかけてくださいます。年少さん以上になると、周りの方々の言葉掛けも少し内容が異なって、「元気があって良いね」、「今日はどこまでお散歩に出かけるの?」と変化してきます。子ども達は、その問いかけに笑顔いっぱい応えます。
 そして、子ども達は「行ってきました」、「ただいま」などと、楽しかった気持ちをお土産としてお散歩から園へ戻ってきます。そして、子どもたちから「○○してきて楽しかったよ」、「△△したらおじいちゃんや、おばあちゃんが喜んでくれた」などと、その時の感激を交えて言葉にして返してくれます。乳幼児期にこうした情緒的なやりとりの関係が将来のより良い人間関係の土台として形成されてきます。

●  「防災」

当園では地震・津波・暴風雨・竜巻等の自然災害に対して見直しや不審者進入防止等の検討・見直しを行い、園児・教職員の人的被害、また建物の被害を最小限にくい止めることを目的として、一ヶ月に一回以上の訓練を行うなど安全対策においても力をいれております。
避難場所までの避難する歩行訓練。さらに、自治体とも連携を蜜にしているため、町内の防災訓練にも参加し、自治会役員方々とも交流しています。
自然の計り知れない力と戦うため、人的被害を少なくするために、引き続き対策を考えていきたいと思います。